自分で革靴のつま先やかかとのめくれ、傷を接着剤で簡単に修理する方法まとめ!【画像有】

スポンサードリンク

4 自分で革靴の「つま先(トウ)」のアウトソール修理開始!【画像有】失敗しないためのポイントも!

早速革靴つま先(トウ)アウトソールの剥離を修理してみます!

画像着きの詳細は後半で紹介しますが、大まかな手順は

(1)玄関で革靴からほこり、砂などの汚れを落とす
(2)ダンボールを広げて革靴を配置、道具や装備の準備をする
(3)接着剤を塗布する。
(4)固定する

4段階となります!

ちなみに私は一足10もかからずに作業を終了できました!

 

では詳細の説明です!

(1)玄関で革靴からほこり、砂などの汚れを落とす

写真を撮影し忘れたので画像はありませんが、大事な工程、ポイントと言えます!

接着剤を塗る際に異物があると、上手く接着されずに再度アウトソールが剥離してしまう原因となります。

 

2)ダンボールを広げて革靴を配置、道具や装備の準備をする

これは前の章でも紹介したように、床や手などを汚れないような環境を整えるためです。

ヘラで接着剤を伸ばした後に、

接着剤が着いたヘラを何処におこう・・・・

と右往左往しなくてすみます(笑)

 

(3)接着剤を塗布する。

おそらく一番関心が高い接着剤の塗布についてです。

まずはどのくらいはがれているのか、アウトソールと靴の本体の間を開いて見ます。

つま先の剥離したアウトソール

写真の左側がアウトソール右側が靴の本体です。

御覧頂くと分かるように、両方とも外側に灰色の部分がありますよね?

これが元々この革靴が製作されたときに使われた接着剤のあとです。

このアウトソールの灰色の部分に接着剤を塗布して、ヘラで慣らすとこんな感じになります。

接着剤を塗布したアウトソール

失敗しないためのポイント!★

この後貼り付けるので、あまりあふれないように考えて少なめに接着剤を塗布してしまいがちですが、少ないと弱く接着されてしまったり、隙間が出来てしまいます。

今回はアウトソールも靴本体も黒なので、少しあふれるぐらいの量で塗布して、くっつけた後に有り余る部分をヘラで取り除いて綺麗にしました。

ウェットティッシュなどで拭いたりすると直よいと思われます。

靴本体とアウトソールの色が違いみえる箇所に

接着剤を余剰につけたくない!

と考えるなら、養生テープを接着剤がついてほしくない部分に貼り付けて、完成後にテープを取り外すのもアイディアです!

ここら辺は靴本体の素材等とも相談ですね!

 

(4)固定する

接着剤を塗布したら、アウトソール靴本体をくっつけます。

つま先のアウトソールと靴の本体を合わせた状態

この状態で手を離すと、アウトソールが靴本体からはがれたりして上手くくっつかない可能性があります。

革靴によっては元から靴底が平面ではない商品もあると思われます。

そこで、

失敗しないためのポイント!★

洗濯ばさみ捨ててよい紙などで、つま先(トウ)のアウトソールと靴本体を挟みます!洗濯ばさみと紙等で接着面を固定した様子洗濯ばさみと靴の間に紙等を入れているのは、洗濯ばさみの後が革につかないようにするためです!

補修する部分や、大きめの洗濯ばさみがない方は紐などで縛るのも手かもしれませんね?

この状態で24時間放置して固まるのを待ちます!

 

ちなみにヘラは次回使えるように、ウェットティッシュで接着剤を取り除いて保管しておきます。

接着剤をふき取ったヘラ

スポンサードリンク

5 自分で革靴の「かかと(ヒール)」のアウトソール修理開始!【画像有】失敗しないためのポイントも!

つま先(トウ)に続いて革靴のかかと(ヒール)のアウトソールのえぐれ、へこみを修理してみます!

画像着きの詳細は後半で紹介しますが、大まかな手順は

(1)玄関で革靴からほこり、砂などの汚れを落とす
(2)ダンボールを広げて革靴を配置、道具や装備の準備をする
(3)接着剤を塗布する。
(4)固定する

4段階となります!

ちなみに私は一足10もかからずに作業を終了できました!

 

では詳細の説明です!

(1)~(2)は「かかと(トウ)」の場合と同じなので、飛ばしても大丈夫です!

(1)玄関で革靴からほこり、砂などの汚れを落とす

写真を撮影し忘れたので画像はありませんが、大事な工程、ポイントと言えます!

接着剤を塗る際に異物があると、上手く接着されずに再度アウトソールが剥離してしまう原因となります。

 

2)ダンボールを広げて革靴を配置、道具や装備の準備をする

これは前の章でも紹介したように、床や手などを汚れないような環境を整えるためです。ヘラで接着剤を伸ばした後に、

接着剤が着いたヘラを何処におこう・・・・

と右往左往しなくてすみます(笑)

 

(3)修理する部分の「壁」を作成

かかと(ヒール)の補修は、接着剤で

削れた部分を継ぎ足す

ことにより行います。

そのため、継ぎ足す接着剤がこぼれないように壁をつくるのです。

接着剤のパックに入っている「ポリ板」を養生テープかかと(ヒール)に貼り付けます。

革靴のヒールに壁を設置

接着剤のパッケージの裏にも記載されているのですが、この「ポリ板」には表裏があり、

ツヤの有る面が補修する側

となります。ポイントです!

壁を作るときに、板とかかと(ヒール)の間に隙間が出来ると接着剤が意図しない部分に漏れますので、隙間無く、綺麗に壁をつくります。

 

(4)接着剤を塗布する。

壁を作ったら接着剤を塗布します。

接着剤を塗布した様子

実際に塗ってみると、対象の部分以外も削れており、

たくさん歩いたんだね・・・・

と少し感慨深いものがあります(笑)

この状態で24時間放置して固まるのを待ちます!

 

ちなみにヘラは次回使えるように、ウェットティッシュで接着剤を取り除いて保管しておきます。

接着剤をふき取ったヘラ

次のページで傷や防水補強の修理の実演です!

コメント