こんにちは、映画スキーです。
バットマンの悪役である「ジョーカー」が誕生する経緯を描いた映画「ジョーカー」がさまざまな映画賞を受賞した事でも話題です。
しかし、「ジョーカー」自体の魅力を引き出したのはヒースレジャーさんの「ダークナイト」だったように思えます。
ヒースレジャーさんはあがり症であった事も有名でしたが、スクリーンで見る演技からその印象は伺えません。
それどころか、アドリブの演技もあったといいます。
なぜヒースレジャーさんはあがり症でもアドリブができたのでしょうか?
ちょっと気になって調べてみました!
1 ヒースレジャーさんってどんな人?映画デビューや経歴は?!
1-1 ヒースレジャーさんのプロフィール!結婚はしてたの?
まずはヒースレジャーさんについておさらい!
簡単なプロフィールとしては、
- 名前 :ヒース・アンドリュー・レジャー
- 英語 :Heath Andrew Leger
- 生年月日:1979年4月4日
- 没年月日:2008年1月22日
- 出身地 :オーストラリア
- 身長 :184cm
と言う感じ!
入籍はしていませんでしたが、2005年アメリカ合衆国で公開された映画「ブローバック・マウンテン」で共演した女優のミシェルウィリアムズさんと婚約されていた事が知られています。
また、2005年10月28日に長女である「マチルダ・ローズ」さんが誕生しましたが、2007年9月に婚約を解消してしまいました。。
ヒースレジャーさんは「没年月日」で分かるように、28歳という若さで亡くなってしまった俳優です。
死因は薬の併用摂取による急性薬物中毒による事故死だったようで、アメリカ合衆国ニューヨークの自宅アパートで全裸の状態で発見されたようです。
この時映画「ダークナイト」がクランクアップを終えていましたが、まだ公開はされていない状態でした。
1-2 ヒースレジャーさんのデビュー作は?!
オーストラリアで生まれたヒースレジャーさんは10歳頃から劇団に所属して、舞台やテレビに出演して注目され、1991年に公開された映画
「クローニングアラウンド」で映画デビュー!
当時12歳頃という事になりますね?
しかし、この映画では最後の10分間に「道化師」役として登場するのみの演技であり、クレジット表記もされなかったので、1997年に公開された映画「ブラックロック」がよくデビュー作として紹介されます。
当時18歳頃という事になりますね?
1-3 ヒースレジャーさんの「ダークナイト」前の代表作は?!
ヒースレジャーさんは1999年公開の映画「恋のからさわぎ」でアメリカ合衆国ハリウッド映画にデビュー!
英語表記で「10 Things I Hate About You」がタイトルのようです。
直訳すると「あなたについて嫌いな10のこと」となりますが、
ラブ&コメディーの内容から「恋のからわさぎ」という訳になったのではないでしょうか?
素晴らしいセンスですよね?!
その後もさまざまな映画に出演しましたが、2005年にアメリカ合衆国で公開された映画「ブローバック・マウンテン」でアカデミー賞主演男優賞にノミネート!
映画自体もさまざまな賞を受賞し、ベネチア国際映画祭でも金獅子賞を受賞しています!
2 ヒースレジャーさんのあがり症の症状は?いつからなの?
そもそも、「あがり症」を体験した事がない方にとって、どのような症状なのか分かりませんよね?
具体的には、
- 人前に出る時に極度に緊張する
- 緊張して動悸が激しくなる
- 緊張して発汗が激しくなる
- 緊張してうまく話せなくなる
などが上げられます。
症状だけ聞くと誰しもが経験しそうな内容ですよね?
実際誰にでも発生する正常な反応なのですが、精神的な不安や、交感神経が敏感であったりしてその反応が強く出てしまうのです。
ヒースレジャーさんのあがり症の症状としては、
- オーディションの時に「しどろもどろ」になって失敗してしまう。
- リラックスできなくてガチガチに緊張してしまう。
- 緊張して落ち着かなくなる、じっとできなくなる。
などがあったようです。
また、これらの症状は子供の頃からあったようです。
ヒースレジャーさんは10歳頃から劇団に所属していたので、オーディションや人前に出る事は多くあったはずです。
それどころか母国を飛び出してハリウッドデビューしています。
よく俳優の道を歩みましたよね?
3 ヒースレジャーさんのアドリブのシーンは?
ヒースレジャーさんは映画「ダークナイト」で悪役「ジョーカー」を演じてアカデミー賞助演男優賞をはじめとするさまざまな賞を受賞し、高い評価を得ました。
「ジョーカー」と言えば、
- 顔にピエロのメイク
- おどけた所作
が特徴ですよね?
実は、このおどけた所作の中にはヒースレジャーさんのアドリブが含まれているようなのです。
何処のシーンかと言うと、
- ジョーカーが検事の「ハービー・デント」の前で恋人のレイチェルの名前を言い間違えるシーン
- ジョーカーがゴードンの本部長昇進を皮肉って拍手するシーン
※ゴードンはゲイリーオールドマンさんが演じている警官です!
- ジョーカーが爆弾のスイッチを押した後のシーン
と言われています。
ちなみに爆発のシーンは、スイッチを押してから爆発が発生するまでに時間が空いてしまうアクシデントだったのですが、ジョーカーの演技を続けてアドリブで乗り切ったのだとか!
爆破の撮影って一発勝負ですよね?
ヒースレジャーさんの機転が素晴らしい!
でも考えてみると、一番緊張しそうなシーンですよね?
セリフこそ無いものの、あがり症の症状で上手く演技できなくなりそうなものです。
なぜアクシデントに遭遇してもアドリブができたのでしょうか?
じつはヒースレジャーさんは
ジョーカーを演じるために撮影が始まる前にホテルの一室で約6週間にわたり声や笑い方を練習したり、日記を書いたりして研究。
さらに、撮影の際もカメラが回っていない時もジョーカーとして振る舞っていたようです。
私が思うに、普段の改善や治療もあったのかもしれませんが、
「常に演じる事」
が、あがり症を表面化させずに、アドリブまで生み出す秘訣だったのではないでしょうか?
4 ヒースレジャーさんについてまとめ!
今回はバットマン映画の名作「ダークナイト」にてジョーカーを演じたヒースレジャーさんに注目!
内容としては、
- ジョーカーを演じるために、撮影が始まる前にホテルの一室で約6週間にわたり声や笑い方を練習したり、日記を書いたりして研究していた!
- 撮影の際もカメラが回っていない時もジョーカーとして振る舞っていた!
- 「常に演じる事」であがり症を表面化させずに、アドリブまで生み出す秘訣だったのではないか?
というものでした!
私のように少ない人数の前でも、面識があっても緊張して上がってしまう人間にとって、あがり症でも俳優という道を進んだことは驚くべきことであると同時に、励ましになります。
ダークナイトをはじめとするバットマン映画を見るたびに、ヒースレジャーさんのことを思い出すのは私だけではないのではないでしょうか?
最後まで御覧頂きましてありがとうございました!
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