こんにちは、映画スキーです。
ベルリン映画祭で注目作品の中で日本公開されるものは何か無いかな~と探してみると、2019年のベルリン映画祭の14歳以上の審査員が選ぶ最優秀賞を受賞した「ハチドリ」という映画が日本で上映されることとなりました。
- どんな映画だっけ?
- 誰が出ているんだっけ?
- そもそもどんな賞なんだっけ?
と気になったので、調べてまとめてみました!面白い映画見たいな~と思ったとき、参考にしてみてはいかがでしょうか?
1 映画「ハチドリ」ってどんな作品?あらすじは?
映画「ハチドリ」は2018年に大韓民国で製作された長編映画です。
日本語名では「はちどり」として公開されるようですが、英語名は
「House of Humingbird」
直訳すると「はちどり」という名前の鳥の「家」ということになりますね?
ちなみに日本で公開されるのは2020年4月25日からで、日本語字幕の予告編も公開されています。
時代背景は1994年の大韓民国(以下韓国)の首都ソウル。
この年はFIFAワールドカップがアメリカで開催された年でした。
主人公は14歳の「ウンヒ」さん。
韓国の義務教育制度は日本とほぼ同じで小学校(初頭学校)の6年間、中学校で3年間の9年間となります。
ウンヒさんは中学2年生に相当します。
家庭環境も過酷で、両親はいつも言い争いをしていたり、
兄弟に対して学業に関する期待をかけてプレッシャーをかけます。
兄弟もウンヒさんに対して良くない扱いをしてきます。
具体的には殴ってきます。
学校でも学業は面白く感じないし、クラスメイトにもなじみません。
退屈を満たすように悪さにも手を出しつつあります。
そんななか、ウンヒさんが通っている塾の先生である「ヨンジ」さんに惹かれ、導かれていきます。
自分のあり方を認めてくれない世界に対して、道生きるのか、それを少しずつ発見していくお話なのです。
2 映画「ハチドリ」のキャストは?
さて、14歳の中学生ウンヒさんを中心とした映画「はちどり」ですが、主要キャストは
- ウンヒ:パク・ジフンさん
- ヨンジ:キム・セビョクさん
- 母親 :イ・スンヨンさん
- 父親 :チョン・インギさん
となっています。
パクさんは2003年11月7日韓国生まれの女優です。
映画には2016年の「隠された時間」からのようです。
当時13歳頃でしょうか?
キムさんも1986年10月24日韓国生まれの女優です。
2008年公開の「Go Go 70s」から映画デビュー!
当時22歳頃でしょうか?主要キャラクターではなく、ナイトクラブのダンサー役だったようです。
スンヨンさんも1968年8月18日韓国生まれの女優です。
2020年で52歳でしょうか?お若い!大ベテランですね。
インギさんも1966年9月12日韓国生まれの俳優です。
日本でも放送されたドラマ「トンイ」でも道人(キム・ファン)役として出演されていたので、見たことがある方も多いのでは?
3 映画「ハチドリ」の評価は?ベルリン映画祭ではどんな賞を受賞したの?
さて、韓国映画「はちどり」ですが、ベルリン映画祭をはじめ、さまざまな賞を受賞しています。
ちなみに、2019年に開催された第69回ベルリン国際映画祭では、
「GENERATION 14PLUS INTERNATIONAL JURY」
という部門において、
「Grand Prix of the Generation 14plus International Jury 」
という賞を受賞しています。
これは、「14歳以上を対象とした国際審査員」部門で「グランプリ」を受賞したという事です。
国際的な映画祭りでも主人公の14歳の女の子の境遇が伝わったという事ではないでしょうか?
文化や社会が違う物語でも伝わるのってすごいことですよね?
映画「はちどり」は中国、アジア、韓国を中心にたくさんの賞を受賞しているのですが、
トライベッカ映画祭でも
- 国際映画の最優秀女優賞
- 国際映画の最優秀賞
- 国際映画の最優秀撮影賞
を受賞!
(賞の名前は独断と偏見で和訳したので、違う名前で知ることもアルかもしれません。)
トライベッカ映画祭はアメリカ合衆国ニューヨークで年1回開催されている映画祭りです。
発端は2001年9月11に発生した「アメリカ同時多発テロ事件」以降のニューヨーク復興を願って、ロバート・デ・ニーロさんなどにより始まりました。
日本の映画も「ブレイブストーリー」「座頭市」(北野武監督)などアーカイブされているので、日本映画も関心をもたれているのだと思います。
さらに、アメリカ合衆国首都ワシントンで毎年開催されている「シアトル映画祭」では、2019年に審査員大賞を受賞しています!
4 映画「ハチドリ」についてまとめ!
今回は日本でも公開される映画「はちどり」について注目しました!
内容としては
- 2018年に大韓民国で製作された長編映画
- 英語名は「House of Humingbird」
- 主人公は14歳の女の子
- 主人公のウンヒさんが塾の先生との出会いと通して世間と自分について葛藤したり、生き方を発見していくお話。
キャストは
- ウンヒ:パク・ジフンさん
- ヨンジ:キム・セビョクさん
- 母親 :イ・スンヨンさん
- 父親 :チョン・インギさん
日本でも良く耳にする
- ベルリン国際映画祭の「14歳以上を対象とした国際審査員」部門で「グランプリ」
トライベッカ映画祭でも
- 国際映画の最優秀女優賞
- 国際映画の最優秀賞
- 国際映画の最優秀撮影賞
を受賞!
- 「シアトル映画祭」では2019年に審査員大賞を受賞!
と言うところでしょうか?
日本の映画界はどのように評価するのでしょうか?注目です。
最後まで御覧頂きましてありがとうございました!
下のシェアもよろしければお願いいたします!
コメント