コーヒーミル(手動)の使い方やお手入れや調整の方法!【コーヒー】

こんにちは、映画スキーです。

皆さんはコーヒーをどのように飲んでいますか?

  • インスタントコーヒー
  • カフェで飲む
  • 缶コーヒー一筋

などなど、お手軽な手段はたくさんありますが、コーヒー豆から挽いて飲んだときの香りは思わず人に薦めたくなる美味しさがあります。

思い切ってコーヒーミルを買ったけど、

  • 使い方が分からない。
  • 挽くときの大きさを調整する方法が分からない。
  • お手入れがわからない。

という方、あるいは購入を考えているけどイメージがわかない方などいらっしゃるかもしれません。

そこで!私が使っている手動コーヒーミル使い方調整お手入れについて紹介!

皆さんが美味しくコーヒーを楽しむ参考になればと思います!

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1 紹介する手動のコーヒーミルはどんなの?良いところは?

今回私が紹介するのコーヒーミルはこれ!

ハリオのコーヒーミル『スマートG』

HARIO(読み方:ハリオ)という会社の「コーヒーミル・スマートG」という商品です!東急ハンズで購入してから半年ぐらい使い続けています。

外観でも分かるように、上のハンドルを回して豆を破砕する手動コーヒーミル

ハンドルは取り外しでき、なくさないように差し込んでおく部分も有るので、とてもコンパクトです!

箱の中身としては、取扱説明書と袋に入ったコーヒーミルが入っています。

スマートGと取扱説明書

コーヒーミルを袋から出した状態の写真はこんな感じ

ハリオのコーヒーミル「スマートG」

ミルの真ん中に黒いゴムの部分があり、取り外したハンドルを差し込めるようになっています。

また、取り扱い説明書は

  • 日本語
  • 英語
  • 中国語
  • 韓国語

に対応!

取扱説明書の日本語もおかしくないですし読みやすく、それでいてコーヒーを入れるときの適した挽き具合なども解説されている親切な内容です!

コーヒーミル「スマートG」は大きく分けて

  • ハンドル
  • ホッパー(豆を入れるグラインダー部分)
  • 粉受け(挽いた粉が排出される器)

の部品に分かれています。粉受けには「1」「2」という目盛りがついており、

  • 「1」が約12g
  • 「2」が約24g

の目安となっています。だいたいコーヒー1杯~2杯を挽けるという事になります。

これは体積としての目安であり、挽く際の粉の荒さにより質量は変わるので、挽く前にしっかり分量を計量することをお勧めします。

また、気になるグラインダーの部分についてですが、スマートG

セラミック(陶器)の臼(うす)タイプ

セラミックの臼

のグラインダーとなっています。昨今では金属製のプロペラの刃が豆を破砕する物など、さまざまな商品があります。

コーヒーの豆を挽く上で重要なポイントの一つとしては、

同じ大きさの粉

を挽くことがあげられます。これがコーヒーを抽出するときの味のふり幅や、粉っぽさの制御につながるわけです。

私がスマートG選んだ理由としては、

  • 金属グインダーではないので、サビ等を考えなくて良い。
  • タイプのグラインダーは比較的同じ大きさの粉が作りやすい
  • 部品が木製ではないので、水洗い・メンテナンスがしやすい
  • 小型で場所をとらない
  • 挽く粉の大きさを調整できる

などがあげられます。なるべく長く使いたいですよね?

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2 手動のコーヒーミルの粒度調整の方法は?

スマートGにおける粒度の調整は、下の写真のようにホッパーの下にあるつまみを回転させる事により調節出来るようになっています。

粒度調整のツマミ

しかし、

どのくらい回転させたらどのくらいの荒さになるのか

はわかりません。ちなみに

限界までツマミを回転させた状態はこんな感じ

一番細かい粒度調整

この状態でコーヒー豆を挽いてみるとこんな感じ

細挽き

写真では粉の大きさが分かりづらいかもしれませんがパウダー状に挽くことができました。

グラニュー糖よりも細かい粒子なので、細挽きは可能と思われます。

そして、ツマミを軸ネジの端部に合わせたぐらいの状況はこんな感じ

粒度調整ツマミをかなり荒めに設定

この状態でコーヒー豆を挽いてみるとこんな感じ

かなり荒くグラインドした状態

臼と臼の隙間が大きいので、とても粗い粒子となります。

中挽きとも言えない粗さです。

細かくしすぎた豆を元に戻すことは出来ませんが、粗く大きな状態からより小さくすることは可能なので、お好みの粒度になるように、最初にテストすると失敗しなくて良いと思われます。

ちなみに、フレンチプレス用に私が「中挽き」にした時は、上の粗い設定のツマミの状態から、ツマミを13~15回「カチカチ」っと時計回りに回転させて、ザラメ砂糖くらいの大きさになりました。

お店で豆を挽いてもらうのも良いですが、

  • 自分の好みの粉の大きさ
  • 豆に対する粉の大きさによる味の違い

などを探すのも、楽しさの一つですよ?

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3 手動のコーヒーミルの使い方は?

ここからは実際にコーヒー豆をコーヒーミルで粉にするまでの使い方を紹介していきます!

最初にざっくりとして手順を箇条書きにすると・・

(1)ミルの粒度調整つまみを調整する
(2)粉受けを装着してホッパーの蓋を外す
(3)コーヒー豆をホッパーに入れる
(4)蓋をつけてハンドルを装着する
(5)ハンドルを時計回りに回す

という内容となります。

直感でも理解できそうな内容ですが、注意点も有るので、写真を交えて一つ一つ解説してみたいと思います!

(1)ミルの粒度調整つまみを調整する

まずはコーヒー豆を目的の粒度の粉に出来るように、つまみを調整します。

粒度調整ツマミをかなり荒めに設定

このつまみですが、実は軸に固定されているので、ハンドルを差して軸を固定しないと、つまみと一緒に軸が回り、つまみを動かすことが出来ません。

失敗しないためのポイント1

豆をホッパーに入れた後につまみを調整しようとすると、豆や粉がホッパーからこぼれたりするので、最初につまみを調整するのが効率的!

(2)粉受けを装着してホッパーの蓋を外す

粒度調整のつまみを設定したら次はホッパー粉受けを装着します。

粉受け(下の写真右)とホッパー(下の写真右)は切り欠きがついており、回転させることにより脱着出来るようになっています。

ホッパーと粉受け

下の写真右のように、ホッパーの上についている蓋を外します。

ホッパーの蓋

この蓋はホッパーと粉受けのようなレベルの固定がされるような強度ではありません。豆を入れて逆さまにしたら蓋が外れることも考えられますのでご注意ください。

ちなみに私のミルの蓋は挽いている最中に浮いてきます(笑)

(3)コーヒー豆をホッパーに入れる

ホッパーと粉受けを合体させたらホッパーにコーヒー豆を投入!

ホッパーに入れたコーヒー豆

ホッパーの口は思いのほか小さいので、一気にジャラジャラ入れようとするとこぼれるかもしれないので、少しずついれたり、スプーン等を活用すると良いと思います。

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(4)蓋をつけてハンドルを装着する

ホッパーに豆を投入したら蓋をして、ハンドルを装着します!

ホッパーの蓋

ミルの軸が六角になっており、ハンドルに合わせた穴が有るので差し込むだけです。特に特定の方向などは無いので、任意の位置に差し込めば完了です!

(5)ハンドルを時計回りに回す

1番楽しいハンドルを回して粉にする操作ですが、注意点が1つあります。それは、

絶対に反時計回しに回さない

ことです。

おそらく用いるミルの取扱説明書に回転させる方向が記載されていると思うので、それに準じて操作すれば問題ないです。

スマートGの場合反時計回しに回すと

臼を傷める

ようです。空回しも避けたほうが良いと思われます。

 

ハンドルを回すとゴリゴリ豆が粉砕される感触が手に伝わってきたり、コーヒーの香りがしてわくわくします(笑)

豆がなくなると手ごたえが軽くなるので、挽き終わりが分かりますが、たまにホッパーの中に豆が引っかかっている時があります。

蓋を空けて中を確認したり、少しゆすってみてカラカラ音がしないことを確認してみると挽き残しを無くせると思われます。

 

また、同じ粒度に挽くためには、同じ速度でハンドルを回転させることをお勧めします。

さらに、細かい粉を作ろうとすると、比較的長くハンドルを回すことになります。

なかなか豆が減らなくても、粉受けに粉が出ていれば挽けているので安心して挽きましょう!

 

余談ですが、基本的に挽いた粉は時間経過に伴って劣化するので、使い切るか、容器に保存してすぐ使うことをお勧めします。

豆を挽いたまま粉受けで保管するのも、粉が劣化して味を損なうので避けた方が良いでしょう。

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4 手動のコーヒーミルのお手入れ方法は?

前の章ではコーヒーミル「スマートG」の使い方について紹介しました。使い終わると分かるのですが、ホッパー内は粉だらけです。

一番細かい粒度調整

「スマートG」は水洗いが出来る商品なのですが、分解もできるので細かな粉も取り除くことが出来ます。

しかし、分解する際は正しい状態に組み立てなおさなくてはなりません。

外観からは分かりにくいのですが、中にはバネワッシャーなどの細かい部品も使われています。

基本的には取扱説明書に記載されているようにすればよいのですが、写真があるとより分かりやすいので紹介します!

まず、ホッパーの粒度調整ツマミを取り外すとこんな感じ、

ツマミをはずしたホッパー

これで軸側の臼が取り外しできます。

臼は軸に固定する部分(下の写真右)とセラミックの部分に分かれます。

軸のセラミック臼と固定

次にバネ軸カバーワッシャーを軸から取り外すことが出来ます。

軸も含めて取り外し、軸だけで組み上げるとこんな感じです。

軸

ホッパーの部分はハンドルを差し込むゴムの部分が取り外せます。

取扱説明書では、ホッパーに固定されている臼は取り外せないようなのですが、私はマイナスドライバーでカバーを外して取り外すことが出来ました。

おそらく保証対象外の行為なので推奨は出来ませんが、こんな感じの順番となります。

ホッパーと臼

実はホッパーに固定される臼の切り欠きの部分にコーヒーの粉がたまってしまっていたのでチャレンジしました(笑)

このまま水洗いも良いかもしれませんが、切り欠きなどの隙間は、水で粉が固まって取れないこともあります。

水洗いする前に、ハケなどで有る程度粉を取り除くと効率的に清掃できます。

ハケ

私はコーヒーミルと一緒にコーヒー用のハケを東急ストアで購入して愛用しています。

なかなか使いやすいですよ?

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5 手動のコーヒーミルの使い方・お手入れ・調整についてまとめ!

今回は意外と使ってみないと分からない手動コーヒーミル使い方お手入れ、粒度の調整方法などを紹介!

内容としては、

  • 紹介した手動コーヒーミルHARIO(読み方:ハリオ)の「コーヒーミル・スマートG
  • スマートGはハンドルが取り外しできてコンパクト
  • スマートGは1回で約コーヒー1杯~2杯の豆を挽ける!
  • スマートGのグラインダーはセラミック製の臼タイプ!
  • スマートGで「細挽き」可能!
  • 目的の粒度にするために試し挽きを推奨!
  • スマートGは分解整備できる!
  • お手入れの際は「ハケ」があると便利
スマートGを選んだ理由
  • 金属グラインダーではないので、サビ等を考えなくて良い。
  • 臼タイプのグラインダーは比較的同じ大きさの粉が作りやすい
  • 部品が木製ではないので、水洗い・メンテナンスがしやすい
  • 小型で場所をとらない
  • 挽く粉の大きさを調整できる
ざっくりした使い方

(1)ミルの粒度調整つまみを調整する
(2)粉受けを装着してホッパーの蓋を外す
(3)コーヒー豆をホッパーに入れる
(4)蓋をつけてハンドルを装着する
(5)ハンドルを時計回りに回す

というところでしょうか?

 

手動のコーヒーミルは粉の粒度を変えたり、豆を変えたり、いろんな自由度にチャレンジできるので、大事に長く使いたいものです。

私の経験が皆さんの美味しいコーヒー生活の参考になればと思います!

 

最後まで御覧頂きましてありがとうございました!

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